【勉強のコツ】復習のタイミングを最適化する方法とは?
今日は勉強のコツについて書きたいと思います。
面白い論文があります。
これによると、問題を理解して類似問題をたくさん解くという勉強方法は
必ずしも、効果的ではない、ということを示しています。
実は、この類似問題を繰り返し解く「集中学習」はもっとも「忘れやすい」ということがわかりました。
3週間も経過すると、きれいさっぱり、忘れてしまいます。
テスト直前には、このやり方がいいのですが、実は長期的に見ては非効果的です。
テストが終わってしばらく経つと、きれいさっぱり忘れてしまう。。。。。
こんな経験はありますか?
これでは困りますね。 入試本番までは、覚えていなければなりません。
では、どうしたらいいか?
もちろん、社会の重要事項を覚える、そして、数学の計算問題を繰り返し解いて、
スラスラ解けるようにする、という集中学習は必要です。
問題は、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月経ったあとで、それを思い出せるかどうかです。
実は、復習するタイミングがとても重要です。
最近の研究では、復習するタイミングは均等間隔が一番効果的なようです。
例えば、定期テスト2週間前になったら、集中学習で、覚えるべきことを
覚えます。次に、例題を見て類似問題を解きます。
まずは、これは必要不可欠です。
次に、これを長期的に記憶するために、重要なこと
それは、復習のタイミング。
覚えた直前に復習しても効果は薄いようです。
2日後、4日後、6日後のように等間隔で、継続して復習すること。
つまり、一定の間隔で忘れかけていた記憶をもう一度、思い出して長期記憶に
もっていくこと。
例えば、入試まで残り6ヶ月だとしたら、1,2年生の復習をやったら、それを1ヶ月後にもう一度見直す。
さらに、2ヶ月後に見直す。
球の表面積、体積の公式は覚えていますか?
今、覚えられたとしても、1ヶ月後にもう一度、紙に書き出すことはできますか?
これがポイントとなります。
ちゃんと計画表を作って、その中で復習するタイミングを書き込んでいったらいいですね。
是非、参考にしてみてください。