知っている人は知っているワンランク上の勉強方法
今日は少し勉強のやり方について書きたいと思います。
理科は口頭でまずは人に実験の重要ポイントをスラスラ説明できるように練習してみてください。友だちとお互い問題を出し合うのが効果的です。塾では私が生徒にポンポンと問題を出して、すぐ口頭で説明できるか確認します。即座に答えられるかどうかがポイントです。インプット(暗記)を行ってもその覚えたことをスムーズに脳から引き出せなければ試験で勝つことはできません。
スラスラ答えられるかどうかがポイントですよ。
例えば、炭酸水素ナトリウムを熱分解すると何と何と何が出来る?(3秒以内に答える)
炭酸ナトリウムと水と二酸化炭素。
じゃあ、水かどうかはどうやって調べる?
二酸化炭素かどうかはどうやって確認する?
ついでに聞くけど、二酸化炭素は水に溶ける? 空気より軽い?重い?
炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムはどっちがアルカリ性が強い? どっちが水に溶けやすい?
加熱を止める前に、やることは? その理由は?
二酸化炭素という気体が出てきたら、そこで終わりではなく、ついでに他の気体の性質も確認すると良いですね。水素、酸素の性質もついでに確認しておきましょう。
このように単元を横断して(単元に関係なく)常に知識を引き出す訓練を行います。
最終的には「炭酸ナトリウムの分解」というキーワードだけで実験の注意事項、気体の性質、化学反応式、実験器具の名称、他の物質の分解の化学反応式、原子、分子の化学式などなど、紙5枚くらいにどんどん何も見ないで書き出せるようになれば完璧です。
英語に関しても、あまり1つの文法ばかりをやる過ぎると脳が単純になってしまいます。
英語は常に今まで習った単元をおりまぜながら復習するのがポイントです。
普通文を習ったら、否定文と疑問文(過去形も含む)をやるようにしてください。
例えば、中2の現在進行形、過去進行形を習った時点で、下のような問題もやってくださいね。 自分で普通文を書いたら、ついでに否定文と疑問文も確認する。
彼は、今、テニスをしているところです。
彼は、今、テニスをしているところですか?
彼は、今、テニスをしているところではありません。
彼は、そのとき、テニスをしていました。
彼は、そのとき、テニスをしていませんでした。
さらに、この時点で現在形の文章が混乱してしまう可能性が高いです。実際、ペガサスの中2生もそうでした。
私はテニスをします → I am play tennis. と書いてしまうミス。
疑問文を → Are you play tennis? と書いてしまうミス
なので、現在進行形、過去進行形をやりつつ、以下のような問題もやります。一般動詞とちゃんと区別できているかの確認。
彼は、テニスをします。
彼は、テニスをしません。
彼は、テニスをしますか?
彼は、昨日、テニスをしました。
彼は、昨日、テニスをしましたか?
彼は、昨日、テニスをしませんでした。
このように英語は最終的には長文の中でいろいろな文法が混ざって出てくるので、1つ1つの単元の文法問題集をやりつつも、その都度、過去に習った文法をとの混合問題をやり、しっかり区別していく必要があります。
是非試してみてください。