湿度の計算とか、さっぱりわかりません
理科はとにかく図解をしてみましょう。
湿度の公式は、飽和水蒸気量分の水蒸気 X100(%)なのですが、
ある生徒は、これを公式だけで理解しようとしていました。
学校のテストでは湿度を求める公式の穴埋めとかではなく、飽和水蒸気量のグラフが書い
てあって、そのグラフの意味(縦軸、横軸の意味)の穴埋め問題とか
このグラフからわかることを全部書きだせ、とかそういう問題を出して欲しいところです。
飽和水蒸気量や湿度、露点の言葉も意味もよくわからないし、概念もよくわらないし、、、
中2生に尋ねてみると、湿度の計算とか、最初から全部さっぱりわかりません、という答えが帰ってきました。
そんな時は、飽和水蒸気量のグラフを書いて説明します。
露点の問題も苦手な生徒は多いですが、
飽和水蒸気量のグラフを書いて、現在の教室の温度と、部屋の温度が下がったら
凝結して窓に水滴がついて、そのときの様子をグラフを使って丁寧に説明すると
しっかり理解できました。
理科は、図で理解する!!! 是非やってみて下さい。
あとは、Penextの計算問題で、グラフを使った計算問題を繰り返し解いて定着させていきます。
理科は、とにかく手を動かして、絵や、図を書いてキーワードやポイントを自分で
まとめていく作業が大事ですよ。イメージとともに理解力が深まります。
数学もそうですが、問題文を理解することさえ、苦手な生徒が多いのです。
そんなときは、線分図を書いたり、グラフを書きながら考えてみましょう。
この絵を書く作業も普段から練習していないとなかなか出来ません。
このような地道な練習を日々行っていけば、実力テストで見たことの無い問題が出ても
焦らず、じっくり取り組むことができます。
塾生にはこのような勉強方法を教えています。
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