小中高で討論型授業
今朝の朝刊から。
社会のグローバル化やIT化に対応できる力をつけるために小中高に討論型授業が導入されます。(2020年から順次実施)
学生時代にアメリカの大学で学んだ経験がありますが、授業ではとにかくみんな積極的に発言します。
スペイン、トルコ、ブラジル、ベネズエラからの留学生、みんな授業中どんどん発言していました。日本人は遠慮して静かにしています。というか、授業中は静かに聞くことが当たり前で、そういうふうに教えられてきたから慣れていないだけなのです。
もちろん、授業をちゃんと聞いて、理解もしていますが、発言しない=授業に参加していないと思われてしまいます。
学校の授業で、一方的に先生の話を聞くだけの時代はついに終わります!
これからは自分がどうしたいのか、どうしたら問題を解決できるか、様々な意見も聞きながら、自分の思うこと、やりたいことも主張して、問題に取り組むことが大切になってきます。
塾でも、与えられた課題や問題をやるだけ、あるいは言われたことをやっているだけでは不十分で、自分がどうしたいのか、目標達成のために意識的に取り組む姿勢を身につけていってほしいと思います。
今までの教育スタイルを変えるのは時間がかかると思います。特に、アクティブラーニングのように、能動的に自ら、考えて行動できるようになるには、学校の授業だけではなく、普段の生活の中で、たとえば、TVのニュースを見たときに、自分はそれに対して、どう思うのか?賛成なのか、あるいは反対なのか、まずは自分なりに考えて、それを友だちの会話の中で話してみるとか、そのようなことからスタートしてみましょう。
いきなり、難しい問題が与えられて、みんなで討論してみましょうとか言われても、それに対してどう思うかは、普段から見聞きしたことに対して何も考えを持っていなかったら、意見を言うのは難しいです。
社会では、なかなかすぐには答えの出ない問題が多く存在していて、みんなの意見をまとめてチームワークでそれを解決していくリーダーがますます必要とされているということですね。
これからは、暗記さえしていれば点数が取れるということは通用しなくなります。
普段からいろいろな物に興味を持ちながら、自分の考えを持てるように心がけていきましょう。
今日も、夏期講習!みんな頑張っています!!